はじめによもやまペット本(小説やら漫画やら)銀魂色塗り自作の話HRK博物館や美術館寺社仏閣

ぱちぱちエリー



活動中のサークルHRKのHPです
HRKは通販もやっています。

--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010.09.16 Thu
自動更新中です


森見 登美彦  「きつねのはなし」

森見さんの小説を読むようになって、京都のイメージが変わりつつあります。
森見ワールドの京都だと、ほんわかして楽しそうでゆるゆるしてる。

京都について各都道府県の県民の性格などの本やらを読んでると、
「閉鎖的」「本音と建前があって、本心を打ち明けてくれない」「プライドが高い」
「計算高い」「そっけない、冷たい」「褒め言葉と思ったらけなされてた」
いいイメージだと「流行に敏感でおしゃれ」「細やかな気配り」「しっかりもの」「知識や文化を大事にする」

大概はネタだろうなあと思うんですが、京都の人はよく怒らないよなと思うこともしばしば。
京都が冠につく本もやたらに多いので、良くも悪くも京都が気になるんでしょうねえ。
恋焦がれても振り向いてもらえず腹立ててるって感じ。片思いだね~。


京都 → 森見ワールド → もののけの都
というのが、最近の私の頭。
京都の町の中で、狸や狐が化けて人に混じり、天狗が風を起こして見下ろして笑っている。

「きつねのはなし」には狐だけでなく鼬らしきものやら龍らしきものまでご登場です。
ほの暗い闇とひんやりした空気の向こうの側からこちらのゆらゆらした灯りに照らされてる、
そんなもののけのいる都のおはなしです。

ぼんやりとして姿がはっきりとは分からない、そんな「彼は誰?」な夕方のようなぼんやり。
人間であるはずの語り部の己が、知らずにいる物の怪の側の向こう側。
段々とはっきりと人間であると言えなくなっていくような、
よく知っていたはずの人が物の怪であるかもしれないと思えてくるような、
そんなぼんやりな怖さがゆっくりと肌に染みる感じ。

すっかりおなじみになった森見ワールドのいろんな事が顔を覗かせるので、
それもまた「お久しぶり~」とふわふわして楽しいです。
神社仏閣が好きなのでそういうところ巡りも楽しいんですが、
怪しげな古道具屋とか意味ありげな本屋とかそんなところも今度は行ってみたいですね。
やっぱり市がたつ日を目指すかな。


ところで、インクラインって言葉がよく分からないんでwikiに聞いたら、傾斜鉄道のことなんですね。
言葉の直訳でインク → 染料的なものをイメージしてました。
なんか、秋になると紅葉で色が変わるとか、桜の名所だとか、そんなイメージでした。
関東の平たいとこにいると、山が近いというのも面白そうでいいな~と。
比叡山とか鞍馬とかもいいですね。
スポンサーサイト
管理者にだけ表示を許可する

TrackBackURL
→ http://360x2.blog72.fc2.com/tb.php/354-84f3c25c


Template by まるぼろらいと
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。